2017年3月9日木曜日

老化について

前回はアンチエイジングとは何か?

ということについてお話をしました。

今回は、「生理的老化」と「病的老化」についてお話しします。


生理的老化

生理的老化とは、「身体や精神のいかなる疾患の影響も受けずに、加齢のみの影響 によって生体に起こる変化である」と定義されております。

Strehlerは、生理的老化の特徴として

内在性
普遍性
進行性
有害性

の4つ の原則をあげています。

簡単に言うと
「何もしてなくても、自然に機能が低下する」
というところでしょうか。


病的老化

病的老化とは

「何らかの原因」で、生理的老化が著しく加速され

病的状態を引き起こす現象です。

何らかの原因、とはいったい何でしょうか?

例えば、糖摂取過多や糖尿病の場合、糖が多いため血中で酸化し血管壁にダメージを与えます。

血管壁にダメージを与えた結果として、血管壁は固くなります。

その結果が動脈硬化です。

他にも、運動不足による骨粗しょう症もそうです。

病的老化は、基本的に

「生理的老化がベース」

になっています。

生活習慣である程度病的老化状態を改善させたり

あるいは軽減させることが可能であると考えられています。

次回は、アンチエイジングの基本についてお話ししたいと思います。

日本アンチエイジングメディカル協会
アンチエイジングアドバイザー
理学療法士   やんやん

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