こんばんは。
勉強したことを、ざっと。自分なりの解釈を入れながら・・・
今回は、ダイアン先生の著書の「骨盤帯」より。
関節の安定性には2つの要素が寄与し、それぞれをダイアン先生は
フォースクロージャー
と
フォームクロージャー
と呼んでいます。
簡単に言うと、
フォースクロージャーは、「筋による関節の安定性」
フォームクロージャーは、「関節の構造による安定性」
といった感じです。
股関節では
関節唇、頚対角がフォームクロージャーに影響を及ぼすと考えられます。
フォームクロージャーによる安定性を高める場合には、股関節軽度内旋位をとることが必要です。
フォームクロージャーとフォースクロージャーは、対の関係性にあると考えており、
フォームクロージャーによる安定性の低下は、フォースクロージャーによる安定性を上昇させ
フォースクロージャーによる安定性の低下は、フォームクロージャーによる安定性を上昇させる。
と考えています。安易な考えですね(笑)
フォームクロージャーに夜安定性の低下が引き起こされれば、過剰な筋活動が多くなり、結果として運動事態は安定しているがぎこちないものになってしまう可能性があると推察します。
また、過剰な筋活動は上肢下肢および体幹の連動性を損なう可能性も考えられますね。
フォームクロージャーの重要性が非常によくわかります。関節自体が構造的に安定した位置(DNSとかでいう、ジョイントセントレーションのようなものでしょうか)にあれば、過剰な筋活動は不要であり、動作もスムーズなものになりますね。
関節構造体から考えて、どのようなトレーニングが必要なのか?なぜこのような動作になっているのか?など、推察する際の一助になると思っています。
また勉強したら更新します。